獣たち   ヒメネズミ   

しばらくおやじ小屋を留守にしていて、「ただいま〜」と帰ってきて夜になると、このネズミが梁の
上を行ったり来たりして、出迎えてくれる。ヒメネズミである。留守の間、囲炉裏で焚き火をしない
ので棲みつくらしいのである。
10cmにも満たない小さなネズミで、普段は落葉の深い森に棲んで、ドングリや昆虫を食べて生きてい
る。

さらに一言 
半樹上性のネズミである。
小屋に置いてあるダンボールなどに隠れて、ガリガリ紙を齧ったりする。

2011年4月22日、池の周りを土嚢
で修理をするため、麻袋を手にしたら
、ヒメネズミの親と、生まれたばかり
の赤ちゃんネズミがポトリと落ちた。
そしたら親ネズミが大慌てで赤ちゃ
んネズミを口に咥えて、木株の穴に
運び込んだ。
まだ目がハッキリ開いていない、ヒメネ
ズミの子ども。

 
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