おやじ山の野鳥たち   フクロウ   

2014年3月、前の年に比べて積雪量が少なかったとはいえ、まだたっぷりと雪が残っているおやじ山に入った。そして小屋暮らしを続けていると、ようやく本命の巣箱にフクロウが棲みついて子育てを始めた様子である。そしていよいよ巣立ちの時期となって、5月23日、24日、25日と山主とのご対面となった。
初めて目にする主(あるじ)の一挙手一投足を見逃すまいと、首を360度回して俺の姿を追っていた。まさに森の賢人といった風貌で、本当に可愛いものである。
そして2016年のフクロウの巣立ちは5月20日だった。やはり日中に巣箱の窓から顔を出して世の中を伺っていたが、翌日は杉林で母フクロウと一緒に居た。


2014年5月23日早朝、ようやく子フクロウが巣箱から顔を出した

「はて、おやじ山の様子は・・・?」と興味津々である

俺の歩く方向に下を向き・・・

上を向き・・・と

2014年5月25日、いよいよ巣立ちである


じ~と間合いを計って、いざッ!
2016年のフクロウの巣立ち

2016年5月20日、「あれ~!」と巣箱を見ると・・・ 
 
子フクロウが顔を出していた

そして、巣箱の下まで歩いて行くと・・・

興味津々、首を回して俺の姿を確かめるのである
2019年のフクロウ親子  
 
近くの杉林で子フクロウの巣立ちを見守る親フクロウ・
 
2019年に生まれた2匹目の子フクロウ