秋の山     ヤマモミジ  山紅葉  (カエデ科)
 ハウチワカエデと同様、おやじ山にはたくさん生えている。ヤマモミジというと、山にあって秋になると紅葉するものの総称であるかのように誤解する人もいるが、「ヤマモミジ」がれっきとした種名である。もともとヤマモミジは北海道や本州の日本海側の多雪地帯に多く見られる樹木で、太平洋側に生えるイロハモミジよりは葉や果実が大きい。
さらに一言
 普通は左の写真のように赤く色付くが個体によっては黄葉する。
イロハモミジの変種で、葉が大きく、著しい重鋸歯または欠刻があることにより母種と区別される。
カエデの仲間は全て葉が2枚ずつ向かい合ってつく。葉の形が「蛙手」でも葉が向かい合ってつかなければカエデ科には属さない。




前へ 戻る 次へ