新緑の頃は若芽が山菜として珍重されるようだが(長岡の人はあまり山菜として利用しない)、 秋になると独特の黄葉で一段と目立つ木である。堂々とした大木に大きく気品ある透明な黄葉が 色付いて、まさに秋の貴婦人である。おやじ山にはいたる所に生えていて自慢したい木である。 しかし材は白く柔らかなので箸や楊枝などに用いられるが、風雪害に弱く春先の倒木が目立つ。